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- 作者: 機本伸司
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 文庫
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取り扱っている題材(宇宙は人間に作れるか?)が興味深い。
読んでいて面白かったし、賞を取ったのも納得。
けれども、全体的に見ると「うん、まぁ普通かなぁ」という感じ。
盛り上がりにかけるからかなぁ。
傑作、じゃなくって秀作かな。
これの映画版に小島よしおが出演するそうだけど…何の役で?
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- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/06/13
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奔走していく人たち。
インドに行きたくなりました。。
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- 作者: アルフレッドベスター,Alfred Bester,渡辺佐智江
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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なんだこりゃ。噂には聞いていたけれど、凄い。クレイジー。
気が違うってこういうことをいうんだと思う。
ストーリーは無いようである。
先に読了した友達は「最後が尻すぼみ」って言っていたけれど、
確かにシマの最後は残念な気がしたけど、私はこの最後は最後で悪くないと思う。
これぞ未来の文学なんじゃないんでしょうか。
必要以上に砕けた文章も、現在の日本語の崩れ方を見ると(元は英語だけど)
方向性は案外間違ってないんじゃない?って気がする。
スラングが敬語になる日も近かったりして。
翻訳素晴らしすぎます。
原文見たことないから知らないけど、よく翻訳できたなぁ。
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- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/11/15
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西之園がすっごく普通の女の子に見えた。
最初の頃はそんな感じじゃなかったけど、段々感情豊かなキャラクターになってるよね。
それにしても、恋愛下手だな、みんな。
「冷たい密室と博士たち」からずっと思ってたけど、
森博嗣の小説に出てくるキャラクターは理系科目には強くても皆、恋愛関係に対して馬鹿。
「私は大人になった」みたいなこと言っているけど、それ全然大人の対応じゃないから。
肝心の部分が語られてないため、ちょっと消化不良。
本当の大人はそんな理由で殺人犯しません。
あと、兄の失踪理由はあんまりにも極普通で、
「何で家族が杜萌にここまで隠し通そうと思ったんだ?」
って思った。別に隠さなくてもいいじゃないか。
事件にかなーり関係がない…。
西之園の記憶法、私と一緒だ。
段々「普段の西之園の格好と化粧はおかしい」と作者も自覚してきたみたいね…。
(読者につっこまれたのかな
口紅よりもファンデーションを塗る方が先だと思うのですが、どうでしょう?
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- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/11/15
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奇数章しかなく、物語が分岐するのが面白かった。
次の夏のレプリカで偶数章が語られるらしい。次刊を読むのが楽しみ。
トリックは普通かな…。一応オチは面白かったといえば面白かったけど…。
作者が捻ろうとしていたのはわかった。
でも地味な人が突然犯人なのは…。インチキくさい。
あと、爆破解体で近づけないほど厳重に警備されてたし距離も取っていたのに、
何でマジックの撮影許可が下りたんだ…。
ミステリー性よりも、犀川と西之園の間の哲学的な会話が良いかな。
後半で語られていることは、既にもう現実に問題として立ちはだかってきてることだね。
犀川が浜中に言った、
「最悪、そいつの仕事をしてしまえば良い。」
って凄く参考になった。犀川の思考って本当にいい。
ところで喫煙率高すぎない?
私は嫌煙家ってわけじゃないけど(吸ってたし)
この人の小説はいくらなんでも喫煙人口多すぎだと思うなぁ。
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- 作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/12
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これ一冊で終わるのかと思ったら、ハイペリオンの没落は普通に続編だったのね…。
様々な謎が提示されただけで終わったので、続きが気になる。
最初のホイト神父辺りはあまり面白くなかったんだけど、
ワイントラウブとレイチェルの話辺りからだんだん面白くなってきた。
宗教と未来の科学世界っていう相反するものが複雑に絡んできて、興味深い。
ブローン・レイミアが好き。男らしい女性っていいよね〜。
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- 作者: 菊地秀行,天野喜孝
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1985/03
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これ、途中巻だったんだ…。
途中の巻だって知らなかったもんだから、
主人公もその相方?も最後の方に出てきた女の子もろくすっぽよくわからなかった。ありゃりゃ。
これ1冊でひとつの話だから、これ1冊でも大丈夫だったけれど…。
トレジャー・ハンター八頭大シリーズ、らしい。
主人公でプロのトレジャー・ハンター八頭大が長野・山梨にかかる山、餓竜山にお宝探しに行く話。
…を、長野旅行中に読んでみた。
私が生まれた年に初版が出た昔のラノベ。
表紙が出てこないのが残念なんだけど、表紙は天野吉孝だし、
今のラノベに比べたらハードボイルドちっく。
そして何故か官能シーンが多い。(笑
高校生なのに女の子を追っかける時に
「こらこら、待たんか、うっしっし……」て。
うっしっして…。
そんなところはともかく、ハラハラドキドキの展開で中々面白かったです。
敵の正体とかもなかなか面白かった。お宝の正体は案外アッサリだったかな。
でも、やっぱりうっしっし、て…。