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- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 文庫
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タイトルがいいなぁ。封印再度。Who inside.
いよいよ推理小説ってよりもただの犀川と西之園のストーリーになってきた…。
あんまりにもこっちが目立っちゃって、どうでもよかったよ…事件。
犀川、今までの人生女っ気が無いって嘘だろっ。
あのタイミングでキスするとことか、意外とこの人やり手だと思いましたよ。ええ。
いつもは変な色の口紅なのに、今日は普通の色だった。って自覚あったのか…。
西之園は所謂典型的な「困ったちゃん」だけど、
でも恋は盲目、こういう時の女性ってこんなもんかも。
確かに完璧(という字がちゃんと書けないぐらい)な子ではないんだけど、
だけど、金持ちで外見も良し頭もそこそこで、悪い部分をあんまし指摘されずにちやほやされて、
こんな調子で大人になってっていいのか?彼女は、と心配になる。
トリックは理系っぽかったかな。箱と壺のパズルは面白いっちゃ面白いけど…。
犯人(?)がいつもクレイジーなのは、最早お決まりなのかしら。
真賀田四季には誰も敵わないけどね。
「日本の美はシンメトリーを微妙に崩すところにある」ってのはなるほど、素敵だと思いました。
今となると、パソコン用語に古臭さを感じるなぁ。
今時パソコンを「立ち上げる」とか普通に聞く言葉だしね。