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- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/12
- メディア: 文庫
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トリックは「すべてがFになる」よりは好きだけど、細部除いてすぐに分かってしまった。
ううーん…ぶっちゃけると、ありがちで普通。
使った道具が出てきた時点で、トリック予想ついちゃったよ。簡単すぎる。
動機に至る部分も納得できないところがあり。純真すぎるがな…。
理系ってこんな人間ばっかりかえ?(いやいや、違うと思う。知り合いはそんなじゃないヨ)
トリックが単純だった分動機が気になっていたので、読みきった時はちょっとガッカリ。
パソコンの内容については事細かいけど、その他の描写が相変わらずイマイチ。
それにしても、パソコンを題材に挙げると劣化するのも早いね。
長調→マイナの発想に頭の回転は関係なくて普通の流れだと思うんだけど…音楽やってたからかな。
散々言い尽くされている部分だけど、西之園(だけじゃなくて女性は大体かも)の格好については…。
タンクトップじゃなくてキャミソールって言いたかったような気がする。
ハイヒールじゃなくてパンプスって言いたかったような気もする。
とはいえ、本来はこれが1作目だったらしいし、(確かに1作目っぽい)
ぶつぶつ言いながらも夜更かしして読んでしまったくらい楽しかったのでした。