1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)


羊シリーズ2作目。
ピンボールの物語、と作中で書いてはあるけれど、肝心のピンボールの話に入るまでが長い。


読み終わってから、「風の歌を聴け」の細部をあんまり覚えていない事に気が付いた。
(この記録を見ると、約7ヶ月前に読んでるね)
前作の事を思い返したら、双子の事とか、いまいちわからなかった部分がなんとなく解ける。
続き物は早く続きを読まないとだめだね…。


ピンボールに費やす時間、ピンボールで無くても誰にでもあるよね。
何もかもを捨てて、お金と時間を全てそのピンボールに捧げてしまう時が...。
すごくピンボールがやりたくなった。あと、やたらとお腹が空く小説でした。


この頃の村上春樹作品はカフカっぽいなぁ。最近はぜんぜん違うけど。


村上春樹スガシカオ好きってホント?なんか、解る気がする。