泣かない子供 (角川文庫)

泣かない子供 (角川文庫)


数日間読書をする気が起こらなかったのでリハビリ程度に。
この本の「本を読みたくないとき」とまったく一緒だ。


大概女性のエッセイとはそういうものであるけれど、
好きな部分と嫌いな部分が混ざったエッセイだった。
「ラルフへ」を読んだ時はちょっと好きじゃなかったので、読むの断念しそうになった。
その後は割と面白かった。「人喰いよりもこわいこと」は頷けた。


魔女だの人喰いだのよりも、こんなあたり前のことを大学教授が説かなくてはならない世の中の方が、よっぽどこわいと私は思う。


ほんと、ソレ。そういえば、児童文学や絵本ってどうしてか大概悲しくて少し残酷な物語が多い。
あと、岩波が少数出版な理由は図書館資料論辺りで聞いた気がするなぁ。覚えてないんだけど…。


美容室ほど、新しい店にいくのにエネルギーのいるものもない。


それもよく分かる。
あと、妹っていいなぁ、妹ほしいなぁ、とか思った。
江國さんの妹が素敵な人なだけかもしれないけど。
しかし、考え方とか普段の生活態度とか、やっぱお嬢様っぽいよなー、って思う。
お父さんも有名な作家だし、そりゃアタリマエだけど、普通に小説読んでてもそう思うもんな。


午後の紅茶と薔薇の日々」はこないだお茶を飲んできたので読んでいてとても楽しかった。(タイムリ
やだなぁ、夜中に読んだのに追分ようかん食べたくなっちゃったじゃない。