涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)


編集長★一直線!とワンダリング・シャドウの2本立て。


編集長★一直線!は話自体は割と面白かったのに、最後が結構おざなりで残念。
キョンの物語は古泉の言う通りオチがすぐに分かってしまったのでやっぱり残念。
むしろ、ハルヒが問い詰める位分からなかったのが不思議な位。
みくるちゃんの童話が1番凝ってて面白かった。
長門の小説は、長門にしては…失礼だけどちゃちくて、ガッカリ。
キョンの噂の「へんな女」の詳細は是非作中で語られてほしいんだけれど、どうだろう。
生徒会長のキャラクターは良かった。煙草吸うのはどうかと思うけど。
(私は嫌煙家じゃないけど、なんか違うんだよなー)
ワンダリング・シャドウ長門の儀式シーンは想像するだけで笑えたけど、それ以外は特に…。


ムカつく言葉が減って笑えるようになったのがこの作品の1番良くなったとこかな。
まぁ、そろそろハルヒの力を中心に添えないとまずい気がするんだけど…。
なんか話が組織の対立に移動してきて、ハルヒどうなったんだゴラァ、ってのは相変わらず。
前巻の新キャラなんて「涼宮ハルヒなんてどうでもいい」なんて断言しちゃったし。


一体このシリーズ何巻まで続くんだろう。
まだ1年生が終わったばかりだから、2年生もやれるわけでしょ…。
1年生でも出ていないイベントがいっぱいあるから書ける事もいっぱいあるし…。
ハルヒが言った異世界人はまだ出ていない。
(私的にはこれ以上メンバーが増えるとそろそろまったく動かないキャラクターが出そうで怖い)
人気なのはいいけど、だらだらだらだら続くのはちょっと。