日本でロボット工学が盛んなのは、アトムやガンダムの影響だとか、宗教観に触れないからとか、
そういう理由がよく挙げられるけど本当にそれだけなのか?
という疑問から始まる一冊。


現状のロボット研究がどれだけ進んでいるか、これからどうしていこうとしていくのか、
本当にアトムを目指してていいんだろうか、など色々書かれていて面白い。
ロボット工学者達から、押井守氏にまで話を聞いていて、本当によく書かれていると思う。
幅広い分野について書かれているため、ちょっと内容不足かなと思うところもあるけれど、
あんまり深くつっこまれても私の頭じゃ混乱しそうなのでコレ位でよかったかな。
読んでいてロボットに興味が沸いたので、この本の希望通りになったと思います。


でも私はやっぱり、お友達としてのロボットがいたらいいなって思う。