涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)


短編集。ライブアライブ朝比奈ミクルの冒険Episode 00、ヒトメボレLOVER、
猫はどこに行った?朝比奈みくるの憂鬱収録。
どれも佳作で、可もなく不可もなく。


3巻辺りからやったら長門と古泉、主人公のキョンで話が進んでくなぁ、と思ってたんだけど、
確かにこの2人はハルヒとみくるより動かしやすいんだよね。
長門は万能だし、古泉はどんな問題でも聞いてくれるし勝手に喋ってくれる。
私だってキョンの立場だったら長門か古泉にいくと思うよ。
けど、ハルヒは教えちゃいけないからキョン視点だと自然と蚊帳の外になっちゃうし、
みくるはあまり役に立たなくって、何かあると「禁則事項」に引っかかっちゃう。
長門や古泉みたいにどんどんと話を膨らませようとしないし。


今回の巻はそれを打破しようかなーってのが見えてる。
みくるにも多少スポットライトが当たってたし、ライブアライブハルヒメインだった、
けど…巻が進むごとにハルヒは本当にどんどん影が薄くなってる気がするなー…。
それだけ普通の女の子になっちゃってるって事かなぁ…。ここら辺で一念発起してもらいたい。


挿絵だけ見ると、みくるちゃんはPinky Girlsとかそれっぽい服が好きなんだね。
確かにそんな感じするする。