涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)


憂鬱〜溜息の間に起こった出来事をまとめた短編集。


筆者の筆が慣れすぎて、文章が段々乱雑になっている気がするなぁ。
ところどころ日本語が引っかかって読みにくい。
言葉が足りなかったり、逆にうるさかったり…。
特にキョンの「〜ぜ」「〜ね」の多様はちょっといただけない…。
もうちょっと綺麗に書いてくれるとありがたいんだけど…。
涼宮ハルヒの退屈」は憂鬱よりも前に出たとの事で、
恐らく初期作品だからか後の話に比べると丁寧に書かれていた気がした。
話自体は相変わらず読んでいて楽しいので、そこだけが勿体無い。
いくらライトノベルといえども、最低限…ね。
ライトノベルは文章が軽すぎて逆に読みにくい、っていうの解ったかも。
他の3編はともかく、孤島症候群は最後が少し尻すぼみだったような…。


ううーむ、困った。アニメの方が面白すぎるしよくできている気がしてきた。


ハルヒの気持ちが凄く分かる。
酔っ払って記憶が吹っ飛んだ事を勿体無いとか、
時間を惜しんでとにかく動き続ける彼女の考えはとても共感できるな。