完全覇道マニュアル―はじめてのマキャベリズム

完全覇道マニュアル―はじめてのマキャベリズム


私が小学生の頃は、「GLAY派」か「ラルク派」で別れてたなぁ…。
なんていう、どうでもいい前書きは置いておいて、美容院でパーマかけながら読みましたわ。


ぱっと見、おちゃらけに見えて、真面目に君主論を解りやすく解説してました。
と言ったところで君主論は読んだ事ないんですけど…。
君主論を読んでみたいけど難しそう、って感じた時にこれを読むのは結構良いのでは?
最後のシメもきちんとまとまってるし、や、読んでて中々愉快な本でした。
しかも…ほんとにタメになりそう…。もっと早く出会っていれば…なぁ…!
はなこちゃんがナイス!!彼女は良い君主になれるでしょう。多分。


ちょっと寂しかったのが、キャラクターが多すぎて1人1人の個性が
あまり見られなかった事かな。
どうせほとんどは物語を引き立たせるためだけの民衆なんだけど。
プリンに笑いプリンに泣いたまあやちゃん、もっと見たかったな。


惜しいと思ったこと。この本、表紙とタイトルが子供向け(一応)とは思えない(笑
これはぜひ児童書コーナーに置いてほしい本なのに!
時代はかいけつゾロリ(いやー、よく読んだなー)とコロコロ(これもよく読んだなー)と完全覇道マニュアルですよ!


とりあえず、落ち着いたら君主論を読みたいと思います。岩波以外で…。