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- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06/26
- メディア: 文庫
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恩田陸は私の性格に合わないのかな、と早くも2冊目で思えてきた。
おおっ、と感じる話は大体ラストで肩透かしを食らうし、
フーン、と感じる話はそのまま終わってしまう。
他にも、サイドストーリーとか予告編が多くて、
これ1冊で楽しむのは…恩田陸の本を割と読んでる人でないと駄目っぽい。
六番目の小夜子しか読んでいなかったので、そういうところつまらなかった。
それに、恩田陸の書く学生生活は私が体験した学生生活とは
あまりにもかけ離れていて、なんとなくだけど居心地が悪い。
共感できないし、楽しめない。
六番目の小夜子は延々とその描写なのでキツかったけど、
この短編は全てが全てそういうわけではないので良いか。
一人称がよく、ごちゃまぜになるのは私に理解力が無いのか。
ホラーっぽいのとか、ミステリっぽいのとか、色々あってお得感は得られたけど…。