すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)


詩ってあんまり読まないんだ。どちらかというと好きじゃないし。
それに、私のキャラに合ってなくて読んでいるとなんだかこそばゆい。
ただ、カバーがあんまりにも可愛いので買ってしまいました。


内容は「ああ、うん、そうかもね。」という印象。
恋愛は置いておいても一貫性が無くて、ところどころに日記っぽいところもあるし、
ころころと態度が変わる辺り、良くも悪くも女性をしていた詩集でした。
私と随分気が合わなさそうな詩集だな。


詩はあんまり読まないと言っても、おお!っとくる詩もたまにはあるんです。
けれどもこの詩集にはどうもそういう風な詩は見当たりませんでした。
感銘を受けた一文も無ければ、憤慨するような一文も無い。
特に目立った感想もありません。つまりはそういうことです…。


強いていえば、「父に」は良かったかな。