ぼくの小鳥ちゃん

ぼくの小鳥ちゃん


大人向けの絵本っぽい。
ぼくとツンデレ(ツンデレって…)擬人化小鳥ちゃん(多分文鳥)と、
大人なガールフレンドのお話。
つまりは三角関係だけど苛々なんかしない。
小鳥ちゃんが…可愛いんだ。これが。小鳥ちゃんじゃなかったらムカつくかも。


1番好きなのは、小鳥ちゃんがスケートをするシーン。
ぼくと彼女とのスケートをちょっぴり嫉妬して羨ましがった小鳥ちゃんが、
手作りのスケート靴を履いて金盥の小鳥ちゃん専用スケートで滑るなんて、羨ましい位素敵。
あと、小鳥ちゃんがバスケットで寝てるところも素敵。


最後に小鳥ちゃんとのお別れでもあるのかな、と思っていたらまた淡々なお話だった。
そろそろ江國香織の淡々なお話も飽きてきたなあ。
1作2作ならいいけれど、ここまでいっぱいになると…。
今度はストーリー性のある話が読みたいな…。