家にいるのが楽しくなる本 (新潮文庫)

家にいるのが楽しくなる本 (新潮文庫)


私、根っからの家嫌い人間なんです。
というよりは生活感のある家があまり好きじゃなくてこの本読んだら少しは好きになれるかな?
と思って購入。
生活感の無いところが好き、なので自然とホテルは好き部類に入ります。


結果。期待ハズレ。どうにも主婦向きって感じだったし、
出窓だとか縁側(ねじまき鳥クロニクルで特に)とか私だって憧れるけど
大体そんなのすぐ用意できないし、そもそもマンションだしさぁ…で実践できない。
今んとこ家族と暮らしてるからインテリアを楽しむ余裕も無い。
なんか!何かが違うんすよ!!私が期待していたものと!!
私が期待していたのは家の中で細々とやれる趣味の話なんだよな。
掃除とか洗濯を楽しむ方法や部屋の模様替えじゃないんだぁ…。
それにこの本に載ってるアイディア、往々にして先行投資かかりすぎ。
金があったら私もやってるよ…ワーン!!
世の中食器洗い機が欲しくても中々買えない主婦がどれだけいると思っているんだ。


「家にいるのが楽しくなる」じゃなくて「家で遊ぶのが楽しくなる」の方が
タイトルとして合ってる気がします。


それにしても自分の本の中で
「『心がだんだん晴れてくる本』は風邪の時にピッタリ。私も読むカゼグスリと称している」
…なんて言うのは(冗談のつもりなんだろうが)素直に引いた。
私は滅多に風邪をひかないので…でも風邪ひいて寝こんでも多分あの本は読まない。