最近、株がどうだとか、ホリエモンがあーしたとか、あーだとかこーだとか流行りだけど、
結局それって一体全体なんなのよ!!!!
という経済ド音痴の私でもこれ1冊読んだら色んな事がすぐに分かりました。
(こんな風に書くとなんだか怪しい通販の宣伝みたいだ)
それ位分かりやすい佐藤雅彦竹中平蔵の対談本。
佐藤さんがまず経済については素人なので、同じ目線で参加できるんですな。
そして私が知りたかった事や思っていた事を竹中さんに訴えているから読んでてすっきり。
竹中さんも身近な事に置き換えたりしてかなり分かりやすく説明してくれています。
読後感はまさに「経済ってそういうことだったのか!」


自分の生活の中でとても大事な事だったのに全然知らなかった事にショック。
確かにあんまり興味なかったけど…読んだら結構興味出てきたよ。
株とかも参加する気は無いけど、ニュースとか見たら「あの事か!」って思えるようになったし。
うん、経済初心者にはホントお勧め。
多分何度も読み返すと思う。いくら読んでも面白い。
この本が発売当時に読めなかったのが残念。
法律やら国家やら経済やらは日々変わっていくから仕方が無いね。


エコノミクスの語源はオイコノミクス。共同体のありかた。
最近の風潮は目先のお金ばかりでしかめっ面にさせられてきたけど、
これを知ったらお金の見方がちょっと変わってきた、かなー。楽しい。


だけど…人頭税はなんか上手くいかないような気がするよ。
理屈としては分かるし、竹中さんなんか経済の勉強をするまでの過程が過程だったから
その思いが強いのかもしれないけれど、
現代社会や人の感覚を想定してみるとやっぱり上手くいかないと思う…。