大ヒット中「さおだけ屋〜」の方が書いた本。


この本、どっかで読んだことがある匂いがする〜って思ってたら、分かった。
学研!学研の『○年の学習』とかの匂いがするっ!!
会計士の話で専門用語も豊富なのでそんな小学生が読むようなものでもないけれど、
ノリはそんな感じ。連載されてても不思議に思わない。


なので内容はそこそこ難しい事が書いてあっても、ちっとも退屈せずに読むことができました。
会計士の仕事について興味を持たせるのが狙いならば十分満たしている本だと思います。
普段生きてる中で中々会計士と接する機会って無いもんねー。
下手なビジネス本を読むよりよっぽど気楽に専門用語が学べるし、
1話1話が上手くまとまってる。
だから○年の学習の匂いがするんだけど。
会計士を元にしたミステリーだから余計に…。こういうのあったんだ。
推理自体は大した事が無く、割と簡単に先が読めるのも学研臭が。
私はあのノリが好きなので、懐かしくて楽しかったw


でも私は会計士に向いてないなーって思いました(早


各話の最後に注訳が載っているのは最初微妙だなあって思ったけど、
スパンでとめておけば何の問題も無いし、むしろ見やすかった。