プチ哲学 (中公文庫)

プチ哲学 (中公文庫)


タイトルは「プチ哲学」。佐藤雅彦さんの本。
さぞかし難しい事が書いてあるかと思ったら、ほとんどが漫画で文字はちょっぴり。
なのに、きちんと伝えたい事がわかりやすく書いてあって、
下手に文字びっしりの哲学本を読むよりもよっぽど分かりやすかった。
そして、それら全ての事がとても大事な事だなって考えさせられる事ばかりだった。
外見は目に留めておく程度の本だけど、中身は心に留めておいた方がいい気がする。


見方を変えるだけでちょっと日常が楽しくなる。
少し考えてみるだけでちょっと気づく事や新しい発見がある。


私がちょっと失ってた物がこの中にあった。多分。
何度も読み返したくなる本でした。和むし。頭の中でめいっぱい反芻したい。
哲学って、ちょっと楽しそう。(実際は…小難しいケド)


読書した!って感覚は得られないけれど、毎日持ち歩きたい本。
で、行き詰った時にこっそり読みたい本。