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GOTH 夜の章 (角川文庫)

こういうのって…好きな人は好きなんだろうなー。
最近こういう雰囲気の話が好きな人多いよね。
私といえば、あんまり興味無いんだ。
グロっぽくて、でも騒ぎ立てるわけでも謎解きに徹するわけでもない。
あくまで客観的に、クールに殺人を「楽しむ」系。主人公もそんな感じだよね。
だけど…この本がそこまでグロいかっていうと…私的には全然。

トリックもなぁ…なんだ…って感じで。
「犬」もどんでん返しのはずなんだけど、最初の方で割とすぐ想像ついちゃった。
普通に考えたら***だけどそれって儀式の概念とかきっと無いよなぁ…みたいな。
「記憶」もいくつかの推理パターンのうちの１つそのままだった。双子だしー。
夜の話と食い違うところがあってちょっと疑問が。
「暗黒系」だけは想像つかなかったからちょっとびっくりしたけど。
ホラーとしてもさらっとしすぎててなんか…。

あんま私の趣味ではなかったという事で。
でも夜ちゃんが嫌いじゃないから「僕の章」も読むと思う。このコンビは、いいね。