白い人・黄色い人 (新潮文庫)

白い人・黄色い人 (新潮文庫)


なんだろう、単純に読んでいてあまり面白くなかった。
特に「黄色い人」の方。
初期作品だからなのかな。どこか荒削りっぽい感じがしたし…。
作者の主張にも馴染めない。
カトリックの事はよく知らないけど、ちょっと違うんじゃないのかなあ?と思う箇所がいくつか。
とても物足りなかった。


同じような事を主張しているのは後の作品もほぼ一緒だから、
読んでいて楽しいのはやっぱり「侍」とか「沈黙」だな。