女の旅じまん (角川文庫)

女の旅じまん (角川文庫)


海外旅行についてのエッセイ。
やったらバブリーな本だな、と思ったら、作者はバブル期OL真っ最中の方でした。
本の途中でバブルは弾けてしまうのですが、
その後は意気消沈したかのように大人しめになるので、
バブルがどれ程凄い時期だったのかも伺えます。


海外旅行について、といっても普通の旅行記ではなくて、
どっちかっていうと自虐的な旅行の心構えとか、出来事が主な内容。
特に失敗談が多いです。なので、割と読んでいて面白かった。
あー、OLってこんな感じだなんだな、とか。
ただ、当初買った目的と反する本だったのでその辺りはがっかりなんですけど。
上海は1人で行くな、納得。
中華料理屋とか2人で行ってもちょっと失敗したとか思うもの。