月光ゲーム―Yの悲劇'88 (創元推理文庫)

月光ゲーム―Yの悲劇'88 (創元推理文庫)


これ、面白かった。
犯人は途中でわかったけど、2個目のダイイングメッセージがブラフだってわからなくて。


それにしても…携帯電話の登場って、ミステリ泣かせだよね。
こういう閉じ込められた状況も、今だったら電話して終わり、みたいな感じがするもの。


あ、かなりどうでもいいけどメインの登場人物に同じ名字の人がいて嬉しかった(笑

共生惑星ソリス―デュマレスト・サーガ〈4〉 (創元SF文庫)

共生惑星ソリス―デュマレスト・サーガ〈4〉 (創元SF文庫)


デュマレスト・サーガ第4作目。


このシリーズ、訳が私に合わないのか、それとも元々なのか、言葉が足りないと思うのは私だけ?
それとも単に私の読解力が不足しているだけ?
もちろん話は解ってはいるんだけど、なんだかなーと思う時が、たまに。
なんか惜しいんだ。


主人公があることに巻き込まれてそれを解決していく
1巻につき1話スタイルは凄く読みやすくていいんだけど
(水戸黄門スタイルと呼んでもいい)


謎の美女カリーンが出てきたのに、今回の話はどうもぱっとしない気がするなあ。
前回の迷宮惑星トイのほうがハラハラしたなあ。
まあとりあえずデュマレストはグラマー系より可愛い系の子が好きなんだということはよくわかった。

迷宮惑星トイ―デュマレスト・サーガ〈3〉 (創元SF文庫)

迷宮惑星トイ―デュマレスト・サーガ〈3〉 (創元SF文庫)


デュマレスト・サーガ第3作。
先が読める展開で、おかげで安心というか、ちょっとつまんないというか。


もうちょっと未来ハイテクな星は出てこないのかなあ。
未来の話のはずなのに、どこもかしこも中世みたい。
古き良きスペースオペラってことかしらん。


デュマレストってほんっとトラブルに巻き込まれやすいよねえ〜…。
なんか周りの人はデュマレストのおかげでどんどん幸せになっていくのに、
一方の彼は得られるものが少なすぎちゃってなんか可哀想に思えてくる。
まあ、この作品未訳の最終刊(最後だけ未訳とか酷いよ!)含めて32作もあるから、
まだまだ全然出だしだししょうがないよね。


ほんと凄く続きが気になるんだって、これ。
っていうか、彼の故郷がどうなってるのかが。
(なのに肝心の最終刊だけ原書で読まないといけない…)


未訳も酷いんだけど、復刊は5作目までなので、
それ以降は図書館で借りなければいけないという事実…。


まあがんばります(つД`)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)


フェルマーの最終定理が360年間色々な人を経て、アンドリュー・ワイルズに遂に証明される…
その歴史ドラマは凄く面白かったけど、
何せ数学知識がさっぱりな私にはその証明についてはさっぱりだった。(そりゃそうだ
それでも根気づよく著者はわかりやすく説明してくれているんだけど。


1人で孤独な戦いをずっと続けてたって凄いな。
あと、谷山豊のとことかガロアのところが凄く泣ける…。

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)


世界観が独特すぎて、読むのが大変だった…。
最後になってきて大筋はやっとどういう話かわかったけど…。
今まで読んだどのSFよりも濃いよ。
おおまかな話である、別の次元にいくというのは、ちょっと惹かれるかな。
あと、トランスミューターの存在、とか。
しかしこの小説、私にはぜんぜん理解できません。


だいぶ前の話ですが、ネガティブキャンペーン5
ちょいオタふんどしの乙一デザインが当たってたのでした。


…おなごにふんどしを送りつけてくるのもびっくりだが、これを私はどうすればいいのやら…。

今はもうない (講談社文庫)

今はもうない (講談社文庫)


S&Mシリーズ8作目。けれども、今回は犀川は活躍していません。
どちらかというと外伝っぽい話。
最初の頃の犀川は不思議な人だったけれど、回を追うごとに普通の人になってるなぁ。
今作はミスリードが多くて逆にトリックが全てわかってしまったという。
多分それが狙いなんだろうけれど…。


コカインは無色無臭だから匂いを嗅いでも判別できないと思う。
マスターキートンか何かで見た気がするんだけど、舐めて判別するんじゃないっけ?